知り合いに紹介してもらって、アットホームなジャズライブに行って参りました。
主催者の方の手料理が振る舞われ、熟練されたスタンダードジャズの演奏と歌は素晴らしく、とてもいい夜でした。
その中でもとても感銘を受けたことのひとつが、ゲストとして一曲歌ったおばあさんのパフォーマンス。
背中も丸く、マイクを持つ手には振戦があり、話す声も囁くようで、とてもジャズシンガーさんには見えず(すみません…)大丈夫かなぁ??と余計なお節介心で見ていましたが、歌い始めたらビックリ、柔らかで絹のような歌声、歌心のこもったパフォーマンスに、心が揺り動かされました。
わたしはピラティスインストラクターとして、つい、背中が丸くなってしまっていたら呼吸がしにくくなってしまうのではないか?とか心配したり、改善の方法を考えてしまいがちですが、目の前で起こっていたことはわたしのちっぽけな心配などと全く別次元にあって、その人はその人なりに自分の身体と向き合っていて、人の生きる力、意思の力というものを感じました。
明石家さんまさんの娘さんの名前が、「生きてるだけでまるもうけ」で「いまる」さんという名前なんだよという話をどこかで聞いて、いい名前だなと思っていたのですが、まさに、「生きてることに価値がある」、「いかち」状態。
もう、息してるだけで尊いわ…と骨抜きになりました。
そして、これをやってたらダメだ、とか、こんなことしてたらこんなことになっちゃうよ!とか、脅しのようにこちらから一方的に押し付けないようにしよう、と改めて思いました。
その人が何を思い、どう身体と向き合ってきたのか、ということをよく知った上で、一緒に改善する方法を探せたら、と思います。
白鳥の群れが湖に帰っていく空に一番星みーつけた!
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