先日香港で行われたIADMS(国際ダンス医科学会)の報告会に参加して来ました。
主催のヘルスケアforダンサーズの皆さまは、ダンサーが健康で長く踊り続けるためにそれをサポートするチームで、整形外科医、理学療法士、研究者の女性からなっています。
報告会ではIADMSの様子や、NYのバレエ団で長いことPT(理学療法士)としてダンサーのケアに携わって来たゆりこさんのお話を伺うことができました。
海外のサポート体制を聞くと、日本は芸術家に対するサポートがとても手薄です。
体制を変化させていくことはとても難しいことですが、彼女たちの活動が広がっていけば、日本のダンサーにとって、とても明るい話題となることと思います。
またそれを観る観客たちにとっても、芸術家が心身ともに健やかな状態で体験させてくれる非日常、おどろき、安らぎなどは、とても意味あるものになるでしょう。
具体的にどのようなサポートがされているのか、という点もとても参考になりました。
私自身が長くパフォーミングアーツの世界にいたという経験をふまえて、自分は何ができるのか、何を学んでいく必要があるのかということも改めて感じました。
遠すぎて先が見えないような気もしますが、千里の道も一歩からということで、寄り道しつつ、学んでいこうと思います。
海外ではどの劇場にもオーケストラがあったりバレエ団があるものなのですが、日本では2004年に初めてNoismが創設され、そしてNoismは今でも日本唯一の劇場専属ダンスカンパニーです。
新潟市の皆さん、観に行ったことはありますか？？
すんごいですよ〜！
ぜひ味わってみてほしいです。芸術家ってなんですか、芸術ってなんですかという方にも！
ヘルスケアforダンサーズのまゆこさんがノロウイルスにかかりながら書いて下さったブログに詳細が載っていますので、よかったら参考になさって下さい！
IADMS報告会｜Physical Arts - Pilates based conditioning studio
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