週一で書くと書いた元旦の誓いをあっさり破ってしまいました。
なのであっさり変えます!
月に1回、更新できればいいな、のブログにします。えへへ
さて、先日放送されたNHKスペシャル「人体」の骨編は観ましたか?
番組内で、骨はただの建物としての構造物ではなく、若さを司るものとして紹介されていました。
免疫、記憶力、筋力、精力
これらは骨の中から作られるメッセージ物質を通じて各部位に伝達され、反応が起こるそうです。
骨は毎日壊されては新しく作り替えられ、全ての骨が約3年で生まれ変わると言われています。
壊されなくてはならないし、新しく作り変えられなくてはならない。
そのためには、骨に衝撃が必要である、と紹介されていました。
骨や関節に圧が必要であることはよく言われており、宇宙飛行士の方は宇宙空間に10日いると、骨成分の約3.2%を失うそうです。
私たちは通常地球で生活する限り、重力という圧がかかり続けています。だから骨は再生することができ、筋肉は働き続けることでその力を保つことができているんですね。
骨に衝撃を与えるという意味では、自転車よりもランニングやウォーキングがよいと紹介されていました。
同じ考え方で、私もピラティスでは骨粗しょう症の方などは普通の方よりスプリングの重さを重くセットすることがよくあります。(エクササイズによります)
骨が弱くなっているからこそ、再生を促すために重さが必要だからです。
安全にサポートされている状態で重さを自由に変化させられるのは、ピラティスのマシンの優れた部分のひとつだと思います。
重力は私たちの身体にとってなくてはならないものです。
でもその重さがよくない姿勢でどこか一部に集中し続けたら、それは怪我や痛みにつながってしまいます。
よい重さが骨や関節にかかり続けるためには、よい姿勢でいることが大事だし、身体の中からの内圧で、重力から身体を開放することも大事。
そう考えると、姿勢の要は呼吸。
やっぱり呼吸と歩行は健やかに生きていくために必要なスキルだなと思います。
スタジオで、そのために必要なことを教えている、と言っても過言でないくらいなので、今回の「人体 骨編」の放送はうなずきっぱなしの1時間でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
呼吸とコアをテーマにした、インストラクター向け勉強会が来週月曜日に開催されます。
運動指導者の方はどなたでもご参加頂けますので、ご興味のある方はぜひお知らせ下さい。
↓
この勉強会では機能解剖学や生体力学に基づく身体の動かし方、また、それをクライアントに伝えるキューイング(言葉がけ)やハンズオン(触れ方)などについて学びます。
また参加者の皆様のレッスンの時に困ったことなどについて、ケーススタディの時間も取り、受け身ではなく、お互いに情報交換をできるよう準備したいと思っています。
メソッドや型を問わず、クライアントに安全に効果のある方法でレッスンを提供できるようになりたいという方々と共に学ぶ時間を作りたいと思います。
基本的な解剖学の知識があることが望ましいですが、これから勉強を始めるという方でも大丈夫です。
・呼吸と身体深部の機能解剖
・骨と動きの関係
・運動指導者ができる筋膜へのアプローチ
・メソッドを問わず取り入れられるエクササイズ
などを含め、毎回テーマを設けて開催していきたいと思います。
1月の内容は「呼吸とコア」です。
・私たちが呼吸する時に身体の中でどのようなことが起こるのか、またそれが姿勢にどう関わっていくのか。
・コアの機能と構造、その身体感覚について。
参加ご希望の方は
・お名前
・メールアドレス
・指導されている内容
についてご記載の上、studio.fuu@gmail.comまでご連絡頂くか、その他メッセージなどでお知らせ下さい。
料金:1回/5000円(税込) ※Studio Fuuの会員もしくはYukikoのレッスンを受けたことがある方は1000円引き
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新潟市中央区プライベート専門マシンピラティス | StudioFuu
【営業日】
火~金 9:00-21:00(担当Yukiko)
土 9:00-18:00(担当Yukiko)
日・月 10:30-21:00(担当Hitomi)
【定休日】
第5週目