3月末に元気な男の子を出産しました。
小さいけど大きい、軽いけど重い、温かな身体を抱いていると、幸せな気持ちでいっぱいになります。
生まれてきてくれてありがとう。
大事に育てていきたいと思います。
出産にあたり、妊娠中の過ごし方や分娩の仕方など、昨年受けた産前産後のフュージョンピラティスのコースで学んだことを生かしながら、また、新たに勉強しながらたくさん準備していました。
出産は想像以上に大変で、理想通りにできなかったこともたくさんありましたが、それでも自分の身体を感じ、赤ちゃんの身体を感じながら分娩することができ、満足のいくお産ができました。
出産は怖いよ、痛いよという声をたくさん聞いて不安に思った時もあったけど、刺激に対してそれを痛いとか怖いとか判断してるのは脳なんだから、同じ刺激でもそれをどう処理するかは自分次第でしょ、といつもお世話になっている万由子先生に言われ、その通りだなと思いました。
そして実際分娩中何度もこの言葉を思い出しました。
怖いと思えば怖い、その痛みを怖さから拒否しようとするから、身体はさらに硬くなって、痛みもますます強くなってしまう。
産道が柔らかくなってきてる、子宮口が開いてきてる、赤ちゃんが降りてきてくれてる、自分には赤ちゃんを産む力がある、赤ちゃんにも生まれる力がある、出産前はそういうことをイメージして、トレーニングしていました。
お産は本当に大変です。
でも、これから出産される方には、先輩お母さんは無意味に怖がらせないでほしいし、私としてはちゃんと感じてあげられれば怖くないよ、と言いたいです。
もちろん命をかけてのことなので、軽々できることではないのですが…妊娠期間中からちゃんと準備して、その日を迎えることができれば覚悟も決まるのかなと思いました。
決して鼻からスイカじゃないし、骨盤を内側からハンマーで殴られるなんてこともなかったですよ。
子宮が収縮する感覚、子宮口が開いてくる感覚、赤ちゃんが骨盤の間を通って進んでくる感覚、不可能なことをやってのけたんじゃなく、元から備わっていた力を発揮しただけでした。
かっこよくはいられませんでしたが、すべて解放して野獣のようになりながらも、できることをやった!という出産でした。
産後の身体は呼吸すらままならず、産後初めて立ち上がった時は歩くこともフラフラで怖かったです。
腰椎周りに何も支えてくれるものがない感じで、恐る恐るしか動けませんでした。
荷物の整理をしただけで息が切れたり…こんなにも身体に負担がかかるものなんだとこれもまた驚きでした。
入院中は大きく動くようなことは避け、毎日少しずつ、寝たまま呼吸や骨盤のニュートラルポジション、コアのコネクションを再構築するためのトレーニングをしていました。
見た目にはほとんど何も動いていないくらいのものでしたが、退院する頃には赤ちゃんを抱っこして歩く時も腰椎周りの恐怖感は取れていました。
産前はほとんど使いませんでしたが、産後は骨盤ベルトも大いに活用しています。
また私がお世話になった病院は母乳育児を推進している病院だったこともあり、授乳は分娩とは違った大変さがありました。
急におっぱいが出るようになるわけではないので、最初の3.4日間は精神的にも肉体的にも大変で、もうミルクでいいですと喉まで出かけていましたが、少しずつ赤ちゃんも私も上達して、お互いのことが分かるようになってきて、退院の時にはなんとかやってみようかなと思えるくらいにはなっていました。
妊娠中は出産に向けた準備や心構えはしていましたが、もちろんやっていなかったわけではないですが、産後のことについてももっと考えなきゃいけないなと思いました。
しばらく自分の身体の回復と、赤ちゃんとの生活に慣れる時間を頂くため引き続きレッスンはお休みさせて頂きます。
6月ごろから少しずつ復帰できたらと思っていますが、詳細は5月半ばごろにHPやSNS等でお知らせしたいと思っています。
ご理解のほどどうぞよろしくお願いいたします。
身を案じ応援してくださった皆さま、本当にどうもありがとうございました!!!
この貴重な経験をこれからのレッスンに生かしていきたいきたいと思います。
母ちゃんになったYukikoを今後ともどうぞよろしくお願いします😊
-----