Yukikoのブログ

新潟市プライベート専門ピラティスStudio Fuu Yukikoのピラティスや日常のこと。プロフィール→http://yukiko-pilates.hatenablog.com/entry/2015/05/13/プロフィール

Beauty is in the eye of the beholder.

美は見る人の目の中にある。

美とは客観的なものではなく、その人の意識の中に存在するもの。

という意味のことわざです。

 

今年一年スタジオや、バレエ関係、フィギュア関係などで多くの方にお会いすることができました。

 

私の考える美しさは、美尻ためのエクササイズを教えることではないし、ムキムキに割れた腹筋を作るための指導でもありません。

 

なぜお尻が下がっているのか、お腹がタプタプになっているのか、日常の使い方をチェックして、身体全体から使い方を見直すお手伝いをしています。

結果、お尻がプリっとする方もいらっしゃるし、お腹が引き締まってくる方ももちろんいます。

でも、私の中ではそれは副産物で、ゴールではない。

 

美しさは、その人が自分をよく知って、身体も心も一番居心地がよい場所を探すこと、自分を知った上で望むものに近づけること、その過程そのものだと思っています。

 

外から見たら、かっこよくないし、インスタ映えもしないし、難しくて何がなんだかよく分からないものかもしれないのに、ここまで一年関わって下さった皆様がとても素敵だと心から思うし、きれいだな、すごいな、美しいなと本当に思いながら過ごしました。

 

おもしろいね、変わって来た、すごいね、分かった!と自分を知って喜んで下さるお客様の声を聞けると、やっててよかったと思うし、もっともっと深めて、必要としてくれる人に伝えたい、とさらにやる気が湧きます。

そして本人があまり気が付いていなくても、私から見て、あ、今つながった。という瞬間は勝手に喜びの時間です。

感覚は主観的なものですが、時々見逃されてしまいます。

見逃されている感覚を客観的にみて、伝えることで新たな気づきが生まれたら、それは主観が変わる瞬間。変化の第一歩です。

 

最初のことわざを書いたのは、美しくなりたい方の美しさの定義を壊すつもりはありませんが、体を壊すのは見ていられないから。

とんでもなく未熟者で、まだそういう風にいられませんが、賢く、本当の意味で優しく、物事の本質を見られるインストラクターでありたいと思っています。

また自分一人では限界があるので、自分以外に知識や経験のある方の知恵や手を借りてサポートできる体制を作ろうとしています。

 

いつ実現できるか分かりませんが、地道に活動を続けたいと思います。

 

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年の初めに毎週月曜に更新する!と宣言した通り、1年間毎週ブログを書くことができました。たしか…。休んでないよね??笑

月曜日じゃない週もあったし、身体に関する記事ばっかりじゃなかったけど、怠け者の自分としてはよしとします!

 

東京で教えていた頃のお客様が今でもブログをチェックしてご連絡下さったり、新潟でもブログをきっかけにスタジオにお越し頂いた方もいて、わたしはとても幸せです。

今そう感じられることが、この一年頑張って来た自分への一番のギフトですね。

 

また来年も続けられるかな…。

毎週書く!と宣言するのは年明けにしよう。笑

書きたいテーマは山ほどあります!!!

 

皆様は今年はどんな一年でしたか?

また来年も元気にお会いできますように。

 

メリークリスマス🎅🎄

よいお年を❣️

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新潟市中央区プライベート専門マシンピラティス | StudioFuu

【営業日】

火~金 9:00-21:00(担当Yukiko)

土  9:00-18:00(担当Yukiko)

日・月 10:30-21:00(担当Hitomi)

【定休日】

第5週目

12月.1月の営業日 | StudioFuu

 

 

 

 

 

全体を見渡すこととスタジオ勉強会について

身体を見る時に、どこか一部だけを見るのではなく、全体のつながりを考えて見るよう努力しています。

 

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例えば見たり触ったりして「右の骨盤が左に比べて高い」ように感じる場合、そこで考えられることのひとつには、右側の大腿骨の方がより内旋し、右のお尻の外側が弱く、内ももは強く、膝は過伸展しやすくなり、足首は内反し、母指球を踏みづらくなっている。

左側では反対に、内ももが弱く、足首は外反し、アーチが落ちる。

骨盤より上の方では左側へ重心が移動し、右側を潰した姿勢かもしれない。

(代償の仕方は人それぞれなので、必ずこのパターンにはなりません。)

 

と想像力を膨らませて身体を見ます。

その上で、横隔膜が動きづらくなっている部分があるだろうから、呼吸を右側にたくさん吸ってもらえるようにハンズオンしよう、とか、骨盤底筋群が広がれるように、座骨のリリースからやろう、とか、多裂筋や大腰筋のアンバランスが出ているだろうから、ウォームアップにはローテーターディスクを使って骨盤を揺らして感覚をつかんでもらおうとか、プランを練ります。

 

コアのスイッチが入るようになったら、エクササイズの中でコアのつながりを保ち続けているかチェックしながら、例えばVMOシリーズで距骨の動きをチェックしてから、フットワークなら左脚シングルレッグのポケットヒールから初めようとか、ロールダウンバーは左手を少しだけ内側に入れて左のミッドバックとのつながりを作って動いてもらおうとか。チェアを使ってサイドライイングレッグワークで骨頭と背骨が近づく感覚を作ってから、リフォーマーのアブドミナルシリーズは脚伸ばしてもらおうかなぁとか。

 

書き始めるとキリがないですが、様々にあるエクササイズの中から、その人にとってつながりを感じられるものを選び、つながったものを使って次のエクササイズに移れるよう、順番やサポートの仕方も人によって変えていきます。

 

お互いに忍耐強くならなくてはいけない時もあるし、繋がって「わぁ!」という瞬間を共有できることもあるし、気がついたら姿勢や動作の質が変わっていたり、その人にとってよりよい場所を探してあげたい、という思いですが、まだまだ知らない方法や考え方が山ほどあり、それを学び続けることが自分の使命で、モチベーションになっているものです。

 

 

先日わたしの学んだ養成コースの同期たちのFBグループで、「骨盤が立たないって言ってるクライアントがいるのよね~」という話題から、自分はこんなことをやっているよ、とか、こういう考え方があるからこういうアプローチもあるのでは?というとても活発な議論が巻き起こっており、とてもいい勉強の機会になりました。

 

外へ出て、他の人との色んなつながりを作っているからこそ得られた同期という心強い人たちとの関わり。

 

そういう場を新潟にも作りたい。

 

ということで、1月より月1ペースでスタジオでインストラクター向けの勉強会を開催することにしました。

ピラティスだけでなく、ヨガやパーソナルトレーナーなどの運動指導者の方もご参加頂けます。

実際の指導に生かせる考え方や、具体的に声のかけ方や触り方、エクササイズの教え方なども練習できる場になればいいなと思っておりますので、ご興味のある方はこちらをチェックしてみて下さい。

第1回 インストラクター向け勉強会

 

共に学び、意見を聞き合える仲間がいれば、それがクライアントの満足にもきっとつながるし、自分自身の成長にもつながるだろう!という、前向きさだけで発信しておりますので、実際どんな内容にしようかまだハッキリ決めていませんが…。

参加者の方からもご要望頂ければなと思っています。

 

 

なんだってそうなんでしょうが、種まきしなきゃ花は咲かないし、咲かなきゃ咲かないで別な種をまいておけばいい。

自分の身体の中にも、外にも、種がたくさんあるように感じられる年末。

 

片づけなきゃいけない仕事が片付かなかった、諦めの境地もある年末。

 

今さら今年の目標を達成しようとしてもう時間がないことに気が付き愕然とする年末。

 

全然全体を見渡せていない!笑

 

 

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新潟市中央区プライベート専門マシンピラティス | StudioFuu

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火~金 9:00-21:00(担当Yukiko)

土  9:00-18:00(担当Yukiko)

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【定休日】

第5週目

12月.1月の営業日 | StudioFuu

 

 

 

 

身体の可能性を低く見積もらないこと

月曜更新できませんできませんでしたが、昨日Noismの「NINA~物質化する生贄~」を観てきました。

 

この作品は11年前に作られた作品で、当時、あれ?人間???と非常にびっくりして、私がコンテンポラリーダンスってすごいなとおののくきっかけになった作品のひとつです。

あまりに好きで、DVDも買って何度も観ていましたが、今回久々に舞台で観て、あれ?人間???と、やはり同じ反応をしてしまうくらいすごい舞台でした。

 

インタビューの中で、監督の金森穣さんがおっしゃっていたのが、「人間の限界=死にいかにして近づくか」「極限まで死に近づくために身体を鍛え、技術を磨き、表現を突き詰め、稽古をする。」ということでした。

http://noism.jp/wp2015/wp-content/uploads/Noism_journal_NINA_naka.pdf

まさに命をかけて踊っている人たちの、あれは人間なの?!という精神性と身体性。

人間ってこんなことができるのかと、その可能性が怖くもあり、でも希望があって、全てを差し出している人たちの振り切った生き方に憧れを感じました。

 

来年2月には埼玉公演もあるようなので、興味がある方はぜひぜひ!!!

Noism1『NINA−物質化する生け贄』新潟公演 - Noism Web Site

 

 

そして私が今自分の仕事をする上で、身体の可能性を低く見積もっちゃダメだ、ということを改めて強く思いました。

どこまでを求めているかは人によって違うけど、極限に近づこうとしている人たちにだって寄り添って身体のアドバイスができるくらい、自分の中の基準値の幅を広く持って勉強していかなくてはと、勝手に気合が入りました。

 

 

 

さて、最近ピラティスを勉強したい、と言われることが増え、1月22日(月)から月1回くらいのペースでスタジオで勉強会を開催することにしました。

指導の仕方について時間を取りたいので、インストラクターとして運動指導をされている方を対象としましたが、理論等にご興味がある方のご参加も可能です。

ご興味がある方はスタジオまでお問合せ下さい。

 

第一回目は呼吸とコアについてやります。

こちらの本の第4章で、いつもお世話になっているラジカスキー万由子さんが呼吸について書かれています。

運動療法としてのピラティスメソッド

運動療法としてのピラティスメソッド

 

 この辺をメインにやっていこうと思うので、もしこの本を読みたい方がいらっしゃいましたらお貸ししますよ~!

 

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アマゾンで注文してずっと待っていた2冊の本と、突然に送られて来る、ハッピーレター

 

お手紙を送ってくれるのは私の心の姉。

彼女の書いてくれる文章はいつも、私の見ていない観点から物事をじっくりと温かく見ていて、表現力といい、使ってくれる文房具といい、文字の形といい、全てに心がこもっているのが分かります。

想像力を働かせて丁寧に生きている彼女は、本当に豊かです。

この世がそんな風に見えるって素敵だなぁと、彼女から見た私はそんな風に見えるんだなぁと、お手紙をもらうとなんだかいつも元気になって、がんばろう!という気持ちになります。

いつもポジティブな気持ちにさせてくれたり、知らないことを教えてくれる彼女からのお手紙が突然届く日は、私にとって、スーパーハッピーデーです!

私の大切な心のお姉さま、いつもありがとう

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