先日久々に指導者向けのワークショップを行いました。
テーマは「重力を指導に生かす」。
例に漏れずコロナ禍でオンラインレッスンを突然行うことになり、触れられない、近くで色んな角度から見られない、伝える手段が限られる、という状況の中、今まで対面レッスンで使ってきたスキルだけでは対応しきれないことも多くなり、何かないかなぁと思い学んだことのひとつが「重力」についてでした。
周囲のピラティスを指導者を見ていると、超初期にはエクササイズの形にこだわり、それから筋の働きにこだわり、さらに骨格や関節、と進んでいく方が多い印象です。
元々理学療法士でもなかった私も例に漏れずその一人。
細部に目がいくようになると今度は全体を捉えることが難しくなったり、内へ内へと意識が向きすぎてある意味視覚や聴覚などの感覚を遮断してまで感じようとしすぎたり。
知覚するということの大切さを改めて感じた中で行ったワークショップでした。
受講された方が全員ピラティスインストラクターだけだったので、内容はピラティスのエクササイズに偏っていますが、もしこのブログ読者の方で興味がある方は、資料と質の低い動画がありますのでご連絡頂ければお送りします。
(ご自身の勉強用のみの使用に限ります。)