Yukikoのブログ

新潟市プライベート専門ピラティスStudio Fuu Yukikoのピラティスや日常のこと。プロフィール→http://yukiko-pilates.hatenablog.com/entry/2015/05/13/プロフィール

こころざし

今日は私のピラティスインストラクターとしての想い、そして一人の人間としての想いを書かせて頂きます。

 

私の活動は、「人は老若男女関わらずどんな人でも誰一人残らず尊い」という考えのもと行っています。

 

命あることの奇跡。

今こうして生きていることの尊さ。

当たり前のようで当たり前じゃない毎日。

身体という奇跡の塊のような宝物を一人一人が持っていること。

 

それを大事にしてほしい。

大事にする手伝いがしたい。

そういう気持ちで、日々活動しています。

 

どんな人でも、どんな状態であったとしても、その人は大切にされるべき存在で、尊重され、この世で生きる価値のある人間だと思っています。

 

私個人が本当の意味で大切にできるのはほんのわずかな人だけで大きなことができるわけではありませんが、そういった気持ちで人と関わっていくことがこの世界を住みやすくし、温かい気持ちで心地よく過ごしていける社会につながると信じています。

 

完璧に生きていくことなんて誰にもできないし、間違うし、挫折するし、誰でも年老いる。その過程でケガをしたり病気になることだってあるかもしれない。

そうやってみんなが色んな悩みや不満不安を抱えながら生きていて、中には誰にも理解されないと思っている人もいるかもしれない。

 

もちろん私が全部を理解して答えを出して代わりに人生を歩んであげることはできないけど、みんなが自分を大事にして、尊重して、大切にしてもらえる経験をしていれば、世界は少し楽かもしれないし、希望の持てる場所になるかもしれない。

 

私個人にできることは小さなことですが、世界観は大きく持って活動しています。

大きなことを言って気恥ずかしいような気もしますが、でも本心です。

 

自分の軸としてブレずにこの想いを持ちながら、この先もできる限り長くピラティスの指導者として活動していきたいと思っています。

 

そして自分個人として何より一番大切にしていきたいのは家族の幸せです。

家族の幸せが破綻してまで欲しいものは何もないし、何があっても守り抜きたいのは目の前の家族の幸せ。

それと共に、いつもお会いしているクライアントさんや仕事の関係者の方々、友人たち、地域のつながりなど、小さな社会を。

そしてその先に連なっていく世界をイメージして。

 

そういう想いで活動していくことが、何より自分自身を幸せにしてくれ、生きる価値のある人生だと思わせてくれていると思います。

 

 

 

 

何がそう思わせるようになったのか、色んな出来事があったのですが、大きく3つあります。

 

ひとつはピラティスインストラクターになる前にイスラエルにいたこと。

イスラエルへはダンスを学ぶため訪れましたが、そこで目にしたパレスチナ問題と人道支援をする方々との出会い。

当時イスラエルに住む人は男女関わらず全員18歳になると兵役があり、普通に育った子供たちが個を消しコマンドとなって人を殺すことも殺されることもあること。

あまりにも理不尽な理由で住む場所を追われ家族がバラバラにされ生命かそれに近いものを奪われるパレスチナ人。子供たちには投石の方法を教えていました。

恨みが恨みを生み子供に押し付け伝えていく世界だと。狂ってると思いました。

イスラエル人もパレスチナ人も一人一人は誰も悪い人などおらず、そんな世界を助けたいと人生をかけて支える世界中の人たちもいた。

なのにどうしてあんなに狂うことができるんだろうと、理解できませんでした。

 

もう一つは母が大病を患ったこと。

家族が苦しむ姿を間近で見て、支えていくことの難しさを感じていました。

人生いいことばかりではないし、生きることが辛い時もあること、死に向かうとはどういうことか。

生死というものを身近に感じ考えることをよくしていました。

 

そして息子が生まれたこと。

命が生まれる奇跡に立ち会い、この子の生きていく世界がどういうものであってほしいか、そのために自分ができることはどんなことなのか。

いつもいつも考えるようになりました。

 

その上でやっぱり身体ってすごくて、学べば学ぶほどよくできていると驚くことばかりで。

本当に価値があるし、こんな何にも変えがたい宝物をみんな持ってるんだと。

 

そういうものがベースとなり、自分の志となっています。

 

 

今日はあつい感じで語りましたが、現在2人目の子供の出産を控えており、11月末をもってしばらくオンラインレッスンを含むすべてのレッスンをお休みさせて頂きます。

まだまだ抱っこ抱っこで夜泣きもある1歳児を育てながらの妊婦生活は、悠々自適だった1人目のマタニティライフのようにいかないことも多く、母ちゃん身体のアチコチにガタがきてヨボヨボですが、また我が子の顔を見られる日を楽しみに過ごしています。

 

今後のレッスン再開についてはまた時期を見てお知らせできたらと思っています。

 

この一年はコロナ禍での決断と、育児に仕事にスキルアップにとヨボヨボ妊婦なりによく頑張った一年でした。自分で自分を褒めようと思います。がんばったがんばった!

 

 

一度はスタジオを手放してしまいましたが、家族との生活を両立させながら持続可能な範囲で、また新潟市中央区で自分のスペースを持ってレッスンを再開したいと計画しています。

 

産後ブログを書く余裕がなかった前回の経験をふまえ、お休みすることのお知らせと、その後の展望、志の表明でした!

またこれからもよろしくお願いしまーす!