Yukikoのブログ

新潟市プライベート専門ピラティスStudio Fuu Yukikoのピラティスや日常のこと。プロフィール→http://yukiko-pilates.hatenablog.com/entry/2015/05/13/プロフィール

苦しみ

新型コロナウイルスが猛威をふるう中、毎日この状況で営業を続けて良いのか葛藤し続けていました。

 

そんな風に騒いでいると、東京など都会は大変だけど、新潟はまだ大丈夫、と思われるかもしれないけど、スタジオを主催する身で私自身がまだ大丈夫だろう、と高をくくっているうちに感染源となったり誰かが命を落としたらと考えたら、とてもその責任を負いきれない、というのが今の気持ちです。 

 

スタジオを閉鎖するということは、一緒に働いてくれている3人のインストラクターも仕事がなくなるということ。

営業できないのにスタジオ家賃やその他ランニングコストはかかり続ける。

もちろん、私自身が生きていくための生活費もかかるし、小さな子供も育てている。

 

スタジオ閉鎖となる期間が伸びれば、「閉鎖」というより「閉店」を選ばねばならないだろう。

そうなったらクライアントさんは?大変な時期を支えてくれた3人のインストラクターは?どうなるの?

その思いが、判断を鈍らせ、遅らせてしまっているのかもしれない。

 

小さなスタジオだけど、自分にとってはたくさんの出会いと感謝を生んでくれた大きな大きな存在のスタジオ。

毎日身を引き裂くような思いで考えているけど…命より重いものは他にない、といつも同じ結論に至る。

 

 

4月も新規入会希望される方が何人もいて、予約もいつものようにいっぱいだったのに、いつものようにクライアントさんに会ってレッスンしたいよ…。

 

本当に悔しいけど、気持ちに引っ掛かりを持ったまま営業していくことは自分の生き方ではない気がします。

マスクを外して笑ってレッスンできる日を楽しみに今できることをやっていくしかないのかなと、腹を決めつつあります。

 

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腹を決めたら、あとはまたその道で進むのみ。

前を向いて、今できること、今だからやれることを考えて自分の可能性を広げていきたい。

 

 

ハイハイは親もご一緒にどうぞ

半年もブログの更新が滞りました。

ブログのブの字も出ないくらい、幸せと大変と眠いと眠いと眠いと疲れたと幸せな日々でした。

子育てはほんっと大変ですね。世のすべての親を尊敬します。

 

 

さて、ハイハイです。

よつんばいになって、左右の手と足を交互に出しながら進むやつです。

子供の発達段階においてハイハイの重要性はよく色んな場面で言われていることです。

 

個人的に重要だなと思う点についてまとめます。

 

ハイハイでは

①両手を使って床を押し、床と胸の間にスペースを作ります。

つまりは腕自体の強さもありますが、腕からつながる体幹、とくに背部のミッドバックのエリアの発達も促します。

参考記事↓

yukiko-pilates.hatenablog.com



②膝を床に押し、大腿骨頭をソケットに深く差し込み、ソケットの後ろ側の深さを作ります。

つまりは股関節の可動性を作り、骨盤底筋の遠心性トーンを作り、多裂筋の発達も促します。

参考記事↓

yukiko-pilates.hatenablog.com

yukiko-pilates.hatenablog.com

③手と足を交互に左右それぞれ動かすことで背骨の側屈・回旋、ダイアゴナルな方向性を使った動きを行います。

つまりは動きを通じて椎間板に栄養を送ることができ、背骨の健全性を高めます。

参考記事↓

yukiko-pilates.hatenablog.com

これをなぜ親が一緒にやったらいいのかと言えば

育児では自分の姿勢など気にしている余裕は一切ないから。

深夜の授乳中、この姿勢はよくないと分かっていても骨盤が起こせないくらい眠い。とか、

まだ床の上で転がるしかできない我が子を、床に座って見ている時間がとても長い。とか、

産後の身体を回復させる前に、目の前の小さい人を優先させてしまいがちだと思います。

そしてお腹はポッコリ、尿漏れが心配、腰痛、膝痛、顎関節症などなど、産前にはなかった症状がじわじわと表れてきたりします。

 

しかしハイハイは上記のとおり、コアの回復にもってこいです。

まさしく産後のお母さんためにあるようなもの。

中腰でハイハイする子を追いかけるより楽ですし、ハイハイを飛ばして立ってしまった子も、親がやってると真似しますよ!

 

親子で楽しくハイハイ。

ぜひおすすめしたいです。

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↑これは6ヶ月になったばかりの頃。まだ手のひらが開けていませんが、大人は手のひらをひらいてくださいね。

 

雑にまとめました。

以前は休日に半日くらいかけてブログを書いていましたが、今は休日というものがありません。365日24時間勤務。

世の親全員尊敬します。すごい。もう一度言いました。

世の役に立つ、とか言ってましたが、スタジオ存続させながら自分の子を育てるだけで精一杯で、世に貢献できるのはいつになることやらですが、気持ちだけは持ち続けたいです。

 

もうすぐ息子が泣く時間。

母ちゃんの深夜勤務も、やってるうちが花と思って今夜も朝までがんばります。

夜泣き対応がんばってるお母さん!

一緒にがんばりましょう!!!

(なんだかんだ言って、子育ての大変さの95パーセントを占める睡眠不足問題。22時から6時まで1時間〜2時間おきに起きて半狂乱で泣きます。まぁいずれ解決するでしょう。)

 

 

出産しました

3月末に元気な男の子を出産しました。

 

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小さいけど大きい、軽いけど重い、温かな身体を抱いていると、幸せな気持ちでいっぱいになります。

生まれてきてくれてありがとう。

大事に育てていきたいと思います。

 

 

出産にあたり、妊娠中の過ごし方や分娩の仕方など、昨年受けた産前産後のフュージョンピラティスのコースで学んだことを生かしながら、また、新たに勉強しながらたくさん準備していました。

出産は想像以上に大変で、理想通りにできなかったこともたくさんありましたが、それでも自分の身体を感じ、赤ちゃんの身体を感じながら分娩することができ、満足のいくお産ができました。

 

出産は怖いよ、痛いよという声をたくさん聞いて不安に思った時もあったけど、刺激に対してそれを痛いとか怖いとか判断してるのは脳なんだから、同じ刺激でもそれをどう処理するかは自分次第でしょ、といつもお世話になっている万由子先生に言われ、その通りだなと思いました。

そして実際分娩中何度もこの言葉を思い出しました。

怖いと思えば怖い、その痛みを怖さから拒否しようとするから、身体はさらに硬くなって、痛みもますます強くなってしまう。

 

産道が柔らかくなってきてる、子宮口が開いてきてる、赤ちゃんが降りてきてくれてる、自分には赤ちゃんを産む力がある、赤ちゃんにも生まれる力がある、出産前はそういうことをイメージして、トレーニングしていました。

 

お産は本当に大変です。

でも、これから出産される方には、先輩お母さんは無意味に怖がらせないでほしいし、私としてはちゃんと感じてあげられれば怖くないよ、と言いたいです。

もちろん命をかけてのことなので、軽々できることではないのですが…妊娠期間中からちゃんと準備して、その日を迎えることができれば覚悟も決まるのかなと思いました。

決して鼻からスイカじゃないし、骨盤を内側からハンマーで殴られるなんてこともなかったですよ。

子宮が収縮する感覚、子宮口が開いてくる感覚、赤ちゃんが骨盤の間を通って進んでくる感覚、不可能なことをやってのけたんじゃなく、元から備わっていた力を発揮しただけでした。

かっこよくはいられませんでしたが、すべて解放して野獣のようになりながらも、できることをやった!という出産でした。

 

産後の身体は呼吸すらままならず、産後初めて立ち上がった時は歩くこともフラフラで怖かったです。

腰椎周りに何も支えてくれるものがない感じで、恐る恐るしか動けませんでした。

荷物の整理をしただけで息が切れたり…こんなにも身体に負担がかかるものなんだとこれもまた驚きでした。

入院中は大きく動くようなことは避け、毎日少しずつ、寝たまま呼吸や骨盤のニュートラルポジション、コアのコネクションを再構築するためのトレーニングをしていました。

見た目にはほとんど何も動いていないくらいのものでしたが、退院する頃には赤ちゃんを抱っこして歩く時も腰椎周りの恐怖感は取れていました。

産前はほとんど使いませんでしたが、産後は骨盤ベルトも大いに活用しています。

 

また私がお世話になった病院は母乳育児を推進している病院だったこともあり、授乳は分娩とは違った大変さがありました。

急におっぱいが出るようになるわけではないので、最初の3.4日間は精神的にも肉体的にも大変で、もうミルクでいいですと喉まで出かけていましたが、少しずつ赤ちゃんも私も上達して、お互いのことが分かるようになってきて、退院の時にはなんとかやってみようかなと思えるくらいにはなっていました。

 

妊娠中は出産に向けた準備や心構えはしていましたが、もちろんやっていなかったわけではないですが、産後のことについてももっと考えなきゃいけないなと思いました。

 

 

しばらく自分の身体の回復と、赤ちゃんとの生活に慣れる時間を頂くため引き続きレッスンはお休みさせて頂きます。

6月ごろから少しずつ復帰できたらと思っていますが、詳細は5月半ばごろにHPやSNS等でお知らせしたいと思っています。

ご理解のほどどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

身を案じ応援してくださった皆さま、本当にどうもありがとうございました!!!

この貴重な経験をこれからのレッスンに生かしていきたいきたいと思います。

 

母ちゃんになったYukikoを今後ともどうぞよろしくお願いします😊

 

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