Yukikoのブログ

新潟市プライベート専門ピラティスStudio Fuu Yukikoのピラティスや日常のこと。プロフィール→http://yukiko-pilates.hatenablog.com/entry/2015/05/13/プロフィール

ライフハック?

 

前回あんな記事を書いてから、何人かの方に大丈夫ー??とか、あなたもあんな風に思うんだねぇとか、反応を頂き恐縮しています。

 

読んでくださった方の優しさに心打たれております。

 

 

今の自分はというと、実際の忙しさに変化があるわけではないのですが、色々と身の回りや考え方について整理をして、とても心が落ち着きました。

 

こんなことを公表して誰が得をするんだと思いますが、私がやった(やろうとしている)心の軸の作り方について書いてみようと思います。

 

 

 

思考が散らばりすぎて、良くないと分かっていてもどうしたらいいか分からない時に、本を読む時間もないし、ネットで検索しても大した情報もヒットしないし、そんな時は家事や寝かしつけしながら聞けるVoicyというラジオで情報収集するが私のライフスタイルに合っていて好きです。

 

その中で今回とても参考になった方の放送が、

野口嘉則さんという方の「自己実現の心理学」という番組です。

https://voicy.jp/channel/2178

 

特にヒットしたなぁと思った放送が、

幸福度が高い人たちの「たったひとつの共通点」

https://voicy.jp/channel/2178/200140

 

<周囲の人たちと温かな人間関係が築けているか>

もうこれに尽きるなと…。

 

 

これを自分の軸としようと思いました。

どんなことが起きても、ここに戻ってくればいい。

これを実現するためにもっと時間と労力を注ぎ込もうと思いました。

 

 

そしてその抽象的な軸を具体的にする方法については、下の2つが今の自分に必要なこととしてとても参考になりました。

 

ぼーっとする時間が不足してませんか?

https://voicy.jp/channel/2178/202004

ストレス解消は2つのアプローチを両方やるのが最強

https://voicy.jp/channel/2178/222610

 

 

こうして軸と言えそうなもの(温かな関係を築く)を作り、以下の習慣を始めました。

 

①毎晩日記をつける

②寝る前にいい香りのクリームで手足のマッサージをする

③寝る前に仕事や育児に関係のない小説を読む

 

たったこれだけなのですが、本当に気持ちが違います。

ストレス1日決算という言葉があるそうなのですが、本当にストレス解消になってるなぁと実感します。

また、寝る前のことばかりですが、無駄にスマホを触る時間が減ったおかげで寝付きも良く、夜泣きで起きる回数は変わっていないのですが、短時間で深い睡眠に入れるようになったため、以前より疲れが取れやすくなりました。

 

 

さらに、来年の手帳を手に入れたので、これまでは「やりたいこと、目標、やるべきこと」など向上するためのことばかりをスケジュールに書いていましたが、今度は「やらないこと、自分を満たす行動」をまずスケジュールに書く、という自分的にかなり革新的な(😂)書き方をしてみています。

 

毎日のto doリストの1番上に、「1人で風呂に入りたいから夫に子どもたちを風呂に入れてほしいと頼む!」とか書いてあります😂

 

去年までだったら、「◯◯のWSの復習20分」とか書いてたところですよ。

 

でも、自分が満たされていれば、人のためにも動けるし、新たなことを学べるし、それをシェアするいい方法が思い浮かぶと思う。

よく言われていることだけど、実践すると実感が湧いてきました。

 

 

これで1年過ごしてみて、ダメダメならまた来年考えよう。笑

 

 

ちなみに、心の部分でなく、実務の部分で自分の負担を減らしている仕組みは、第二子が生まれるタイミングでかなり作り込んでおり、

 

①ルンバ 2台(1階と2階用)

②食洗機(ちょっとでも必ず使う)

③ガス乾燥機(子育て世代はこれがあるだけで劇的に家事時間が減る!!!子どもの洗濯物の量半端ないので)

Oisixなどのミールキットや、多層鍋など放置調理できるものを購入

⑤迷わず実家に助けを求める

⑥事務作業の外注

⑦子どもが自分のことは自分でできるように手が届くところに着替えなどを置く

⑧自宅にスタジオを併設

 

と言った感じでかなり仕組み化簡略化しています。

0歳2歳育児しながら休めば無給の自営業。待ってくれない社会保険料やローンの支払い😂!

次男生後2ヶ月で仕事復帰、仕事と家事育児だけでなく、子どもたち2人は違う保育園へ送迎(長男の園は生後2ヶ月では入れられなかったため)と、結構大変なはずですが、これだけ仕組みを作っているので毎日21時には全ての家事を終えた状態で子どもたちと寝室へ行けます。

 

誰得情報ですね…。

 

 

まぁいいや。

 

 

 

 

このブログの方向性も、学んだことを自分の知識の定着のためにアウトプットする、という場から、難しいことを難しいまま書くのではなく、難しいことを分かりやすく書くとか、人が知りたいと思っていることを書くとか、なんか少し方向変えようかな〜、と思っているうちに書けなくなっていました。

考えてから書くより、書きながら考える方が性に合ってるみたいなので、これからも心身の誰得情報等

書いて行けたらと思いますので、たまに覗いて頂けたら嬉しいです!

 

いつもありがとうございます!

 

 

身体の土台と心の土台

日々育児と仕事に翻弄されて、ちょっと子どもたちが鼻水が出て咳が出始めたり、子どもたち2人が夜泣きで起こし合っていたりする日が数日続くだけで、心身がボロボロになってくる感覚があります。

お恥ずかしながら。

 

スタジオの方はありがたいことにオープンから4ヶ月で予約枠が満席になるようになり、新規再開のクライアント様の受付を月に1.2名に制限させて頂くことになりました。

 

スタジオ繁盛と共に、絶対休めない、期日までに仕事を仕上げなければならない、と勝手に自分を精神的に追い込み、子どもたちが咳をするだけで、明日保育園行けるかな、休むならどうやって時間調整しよう…いつ小児科連れて行こう、誰に連絡しなくちゃいけないかな…などなど、心に不安という靄がかかります。

 

本当なら、まず子どもたちの体調を心配しなくちゃいけないのに、、

 

 

そして夜泣き対応の細切れ睡眠と、一度起きるとすぐに眠れなくなって、浅い睡眠を朝まで繰り返して朝にはぐったりという日が続くと、朝保育園の準備をして時間通りに家を出られるように起きた瞬間から子供を急かし続けることへ、私何のために働いてるんだっけという矛盾と虚無感で、これは私、やばいな、ちょっと休まないと心身の調子崩しかけているなと思うわけです。

 

 

自分に余白がなさすぎて、右手でお客さんのメールの返信をしながら左手で小児科の電話番号検索しながら子どもの好きな歌を口ずさみ、今晩の夕食のメニュー考えて足りない食材買いにスーパーへ車を走らせることが出来る人はいますか。

誰もできないそんなことは。

でもそれをやろうとしてるんだと気がつき、問題を分解して一つずつやればできるんだから、と思いました。

 

 

仕事柄、身体の土台については本当によく考えて人にも伝えているし、ここのブログにもたくさん書いています。

でも私自身ちょっと心の土台を作らなくてはと改めて思っています。

 

幸せは、結局稼げることでも地位を得ることでもない、幸せは、周囲の人たちと温かな関係を築けていることだと、それに尽きると思うので。

まずは私自身の心の土台を作って、身体の土台と共に幸せに生きていけるよう余白を作っていきたいと思いました。

 

 

一体全体なんの話でしょうね。

こんなこと考えてたなって、いつか笑い話になるのかなぁ。

「やった感」を分解する

レッスンをしていて、特に私のレッスンを受け始めてまだ回数を重ねていない方から言われることで、もう少し「やった感」のあるレッスンがしたいです。と言われることがあります。

 

個人的に「やった感」と「身体の機能が向上すること」はイコールではないと考えているので、そもそも自分がレッスンに「やった感」という到達点を作っていないということがありますが、そもそも「やった感」とはなんぞや、ということを分解して考えてみたいと思います。

 

 

【考察】

ピラティスで何を獲得したいと思っているのか?

②一般的なピラティスのイメージ

 

ピラティスで何を獲得したいと思っているのか?

・健康維持、痛みのない快適な身体

・引き締まった肉体

・整った身体の形

などがあるのかなと考察します

 

②一般的なピラティスのイメージ

・レギンスを履きこなしてかっこよく動く

・ストレッチと筋トレ?

インナーマッスル

などかしら

 

【考察したものを分解】

・健康になりたい、引き締まった体になりたいとは?

→運動量が必要だろう(汗をかく、心拍数が上がる、身体を大きく動かす等)

→筋肉を使う必要があるだろう(筋肉痛、ストレッチ感)

などの深層心理が働いている?

 

・歪みに悩んでいる、痛みを取りたい

→ストレッチやトレーニングが必要だろう(こうしたら変わるという実感)

→なぜ歪むのか、痛むのか理解したい(知識)

自分ではできないこと分からないことを人に手助けしてもらおうとしている?

 

【考察まとめ】

クライアントさんの需要が前者(健康維持や引き締め)にある場合、クライアントさんの考える「健康」や「引き締め」のための動きと、私自身の考えるそれに相違がある。こちらの層から「やった感」を求められていると思われる。もちろん、私自身はピラティスは健康維持に非常に役立つし、引き締め効果もあると考えていますが、これについては後ほどくわしく。

後者である場合は需要と供給に相違が出にくく、「やった感」についての言及は少ない。

 

【健康であるとは】

健康の定義って、身体的・精神的・社会的に健全な状態であることを言いますよね。特に心身の健全性について個人的に考えることは、「痛みがなくて」「自分で自分を扱える実感」があれば、その人は健全だろうな、と推察します。

太っているとか、姿勢が悪いとか、脚がO脚で、とかそりゃ悩みは色々あると思います。でも大前提として、そんな状態でも今特に痛みもなくて、困ったことがあれば自分の生活の何かを変えてみようかなと思えるマインドがあれば、基本的には健全なんじゃないかなと思います。

痛い時は何かを変えなくてはならないし、今は痛くなくても痛くなるのが分かっているならやはり何かを変える必要がありますよね。

その上で、運動習慣のある人は病気になりずらいとか、色々良いことがたくさんありますので、「どこも痛くならないまま」「普段の生活の中で行う動作すら運動の一部となるよう」エクササイズに付加価値をつけるようレッスンしています。

レッスンの中だけで完結しないように、という考えが逆に、レッスンだけで完結させたい方には不足感があるのかもしれません。

私自身は、1日24時間ピラティスしていない時間の方が圧倒的に多い。普段何をしているか、の方が体に与える影響は大きいのではないかと考えていますが、レッスンに望むものを強制することはできません。なぜやっているのか、を伝えることは今後も私の課題です。

 

そして運動習慣におすすめなのは、いつも言っていますがウォーキングです!ピラティスインストラクターですが、毎日の運動習慣をつける、ということであれば、もう、歩く!これに尽きます。

 

【引き締めるためには】

「引き締まる」は、痩せると筋肉がつく、の2種類と定義します。

・汗をかけば引き締まる→○

・取った栄養以上にカロリーを消費すれば引き締まる→○

・筋肉を鍛えれば引き締まる→○

・骨格を整えれば引き締まる→○

・姿勢が良くなれば引き締まる→○

 

・関節が本来持つ可動域の中で最大限動けば引き締まる→○

・重力と床反力の関係性に無駄がなくなれば引き締まる→○

・身体全体が動きに対して呼応できるようになると引き締まる→○

・新しい感覚が目覚めると普段の動きが変わって引き締まる→○

 

敢えて途中で分けましたが、動きを指導する者として、筋肉使えば引き締まるよ、とか、骨格整えれば、とか、姿勢が良くなれば、とかは理想論でしかなく、じゃあどうやって?!を教えられなければ意味がないです。ちなみに、筋肉を使うも、骨格を整えるも、姿勢が良くなるも、土台として同じところに行きつきます。

そこの架け橋となる言葉がけが足りないのは、指導者としてのスキル不足だと思います。(私のこと)

あと、栄養の取り方について私は勉強不足です。運動指導は得意としていますが、今の段階ではダイエット指導は得意な方にお任せしています。

自分に必要な栄養素とか、どのタイミングで何を取ったらいいかとか、知りたいよね…。

 

【運動の順序】

①痛みを軽減・緩和

②鍛える前に整える

③整った状態で鍛える

私の行うピラティスは①(ポストリハビリの段階から。それ以前の場合は医療機関へ)と②の要素をふまえてから③に入っていきます。また、ピラティスで①、②を行い、③でウォーキングするのもとてもおすすめ。(アスリートは特定の動作を鍛えます)

 

具体的には

①自分の身体を知覚する→②緩めるまたはストレッチ→③うまく使えていない部分を活性化する→④関節内を動かす→⑤鍛える→⑥有酸素運動

という流れをイメージしています。この順序があるからこそ、安全で効果的な運動につなげることができると考えています。特に①は本当に大事。ここに全てのコツが詰まっていると言っても過言ではない。

ちなみに、レッスンで⑥の有酸素運動は取り入れられません。なのでここはぜひウォーキングで…(何回言うの)

 

 

【やった感を感じやすい受容体】

「やった感」を、長期的な目線での変化ではなく、瞬発的または翌日くらいまでの期間での実感についてとすると、それを感じやすい受容体というものが私たちの筋肉や筋膜の中にはあります。

それを刺激してやると、「やった感」につながりやすくなります。例えば肩こりを訴える人に凝ってますねぇとグリグリ押すとか。その瞬間は気持ちよさを感じますよね。

ストレッチもグイグイ押したり、筋トレも汗が噴き出して声が出るくらい苦しいものもあるし、それを乗り越えたんだと思えることは自分の心を支えてくれると思います。

やった感自体を否定しているつもりはありません。

そこへたどり着くまでの順序が整っていないと、不良動作の繰り返しは怪我につながるし、目的(例えば骨格を整えたいとか)に近づくための土台がない場合、たまたま成功する人もいるでしょうが、万人が全員目的を達成することもできないでしょう。

 

【まとめ】

「やった感」を求められてしまうのは、私の情報開示の仕方に問題がある。

地味な動きが多いのはなぜか、何のためにやっているのか、という点をもっともっと分かりやすく伝える必要がある。

レッスンが終わった後に「やった感」や「達成感」は少ないかもしれないが、「爽快感」や「心地よさ」を感じることはできると思う。

それが私自身の考える心身の健康(痛みがないこと、自分で自分を扱えるという実感)につながると考えている。

やってよかったと思ってもらえるようなレッスンをしていきたい。

 

 

 

【補足】

「自分で自分を扱える」とは、脚を細くしたいとか、姿勢が良くなりたいとか、所作の美しい人になりたいとか、そういう希望を叶えるための行動ができるし、行動したことで何かを感じることができる状態、を想定しています。

 

 

以上、分析と自己反省の時間でした。