Yukikoのブログ

新潟市プライベート専門ピラティスStudio Fuu Yukikoのピラティスや日常のこと。プロフィール→http://yukiko-pilates.hatenablog.com/entry/2015/05/13/プロフィール

養成コース新潟開催への想い

皆さんには、こうなったらいいのにな、こんなことができたらいいのにな
って夢はありますか?

わたしにはそういう夢がたくさんあります。

 

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昔こんなことがありました。
とあるクライアントさんが、わたしのお父さんをここに連れてきたい。
運動もしているけど、自己流で痛めることもあるみたいで、少しでも教えてもらったらいいと思うんだけど、昔の人だからプライベートレッスンなんて。という感じだから、チケットをプレゼントしたいんです。

頑固で、どうなるか分からないけど…。
と。

 

しばらくしてから娘さんにチケットをプレゼントされたお父様がいらして、レッスンしてみて、「すごく良かった。また月に1回くらい来てみたい!」とニコニコ帰って行かれたことがありました。
それからまた次の予約が入るようになり…。

 

わたしは娘さんの気持ちも、お父さんがニコニコ帰られたことも、少しだけ力になれたことも、すごくすごく嬉しかった。

 

自分がいいと思ったものを大事な人にシェアしたい気持ち。
行動に移して、体感して、これはいいねって受け取ってくれる気持ち。

 

なんて幸せなことだろう。

 

考えてみると、「シェアしたい気持ち」って、人の身体ってなんて面白いの!これ以上の神秘ある?宝ある?って感動したことがきっかけでピラティスを教えるようになった私が持っていたもので、そんな私からクライアントが「受け取って」くれたもの。

さらに私に身体ってすごいね、ピラティスすごいね、って「受け取らせてくれた」、たくさんの先人の「シェアしたい気持ち」から繋がれたもの。

 

波紋が外へ外へ広がるように。

小さな小石でもそこに石が投げ入れられれば自然と起こるムーブメントがある。

 

指導者養成コースも、自分が良いと思ったものを、私の大事な新潟の方々にシェアしたい。という気持ちから開催を頼み込みました。

きっとコースで学ぶことは驚きや感動が詰まっています。
その驚きや感動がまず学んでいる自分自身を幸せにするし、その感動や幸せが、周りの大事な人を幸せにできると思う。

私の夢は、新潟の方が素晴らしいピラティスに触れる機会がもっともっと増えるといいな。
ということ。

両手から溢れるほど、やってみたい、大事な人に紹介したい、と言ってもらえるようになって、一生懸命やってはいますが、私が見れる人数は僅かなもので…。

 

大好きな本「世界は贈与でできている」の世界観でいえば、

あれは贈与だった、と後から気づく、それを受け取ってきたと自覚する今だからこそ、届くか分からない誰か(つまりこれを勉強するインストラクターではなくその先にいる誰か)へ贈り物をしたいのです。

 

藤井風さんの「帰ろう」の歌詞で言えば、[与えられるものこそ与えられたもの ありがとうって胸を張ろう]

与えてくれた人もまた、与えられた人だったはず。

 

 

皆さんの夢はどんな夢ですか??